経理処理の効率化とクラウド会計

当事務所では顧問先の経理処理の効率化を最重要課題と考えております。

特に、小規模の顧問先(売上高が2,000万程度)にはMFクラウドなどのクラウド系会計システムの導入を推奨しております。

これらのクラウド系ソフト推奨する理由は次のメリットが有るためです。

目次

1 インターネットバンキング等のデータを取り込み仕訳を生成する

 従来であれば通帳記帳を行い、預金帳をコピーし、科目を確定し、会計ソフトに入力するという手順で処理をしていましたが、クラウド系会計システムでは預金の入出金のデータが取り込まれるため、科目等を入力すれば仕訳が生成されるため、時間の無い小規模事業者にとっては経理処理に費やす時間を短縮できるメリットがあります。
また、クレジットカードのデータも取り込みができるため、カードを使う会社は日々の経理処理についてさらに合理化ができます。
なお、現金帳については、クラウド会計ソフトに直接入力せず、Excel等で作成し、クラウド会計ソフトにアップロードすることで効率的に処理できます。

2 特別な会計ソフトをインストールすることなくデータ入力・閲覧ができる

 クラウド系会計ソフトはPC・スマホからデータ入力・閲覧ができるため、思い立ったときに経理処理ができるメリットがあります。
但しメンテナンスなどで急に使えなくなることもあるので、余裕をもって運用することが大事です。

※2022年現在においてはクラウド会計ソフトの効率化に対するメリットはそこまでないように感じます。

この記事を書いた人

中込雄一のアバター 中込雄一 税理士

税理士の中込です。
相続税・贈与税が得意な税理士です。
税理士受験の相続税法の非常勤講師としても活動をしておりました。
また、相続税の税金無料相談を東京税理士会の豊島支部でしておりましたので税の説明には自信があります。
こうみえて昔はV系バンドマンでした。

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